[2013/07/01] 夏空

九州の北の方だけど、7月の夜なのに肌寒い。そういやまだ蝉の鳴き声も聴いてない。温暖化じゃないのか地球！？いつ頑張るの！？今でしょ！？(一度は言ってみたかった台詞･･･)
私としては夏は過ごしやすい方が良いんだけど、暑さを感じなきゃ｢夏！｣って感じしないよね。夏といえば！

気だるい暑さ！
どこまでも続く青い空！
高くそびえる入道雲！
夏休みは毎年おばあちゃん家に行くんだ！
｢蝉取り行こーぜー！｣
｢秘密基地に集合な！！｣
バスも通っていないような超ド田舎で！
見かけない白いワンピースの少女との出会い！
〇〇商店で買った溶けかけのホームランバー！
神社の境内で二人並んで食べたよね！
｢今度この神社でお祭りがあるんだって。楽しそうだな～｣
｢じゃあその祭り･･･俺と行かね？｣
君の白い小指と絡まる指きりげんまん！
ドキドキが伝わりませんように！
楽しみにしていた祭りの日！
遠くから聴こえる太鼓の音とみんなの楽しそうな声！
赤い提灯が道を照らしてとても綺麗だった！
早く君にこの景色を見せてあげたいな！
だけど待てども待てども君は来ない！
もしかしたら先に行ってしまったかも！
｢おじさーん！白いワンピース着た女の子来てなかった？｣
｢白いワンピースの？ああ■■ちゃんね｣
初めて知った君の名前！
名前を聴くだけでこんなにどきどきするんだ！
早く会いたい！会ってこの想いを伝えたいんだ！
｢お祭りに来たかっただろうなぁ｣
｢どうして？あの子はもうどっかに行っちゃったの？｣
お別れもしていないのに！

｢どうして？って・・・・・・｣





｢一年前、ここの神社で殺されたじゃないか｣
　　　　　　　キャアァァァァァ:SE

僕と君がホームランバーを食べた場所。
君が発見された場所だった･･･。



ホラーだよね！！！